富士市にオープンする複合型スポーツ施設 s-pl@tt FUJI SPARK。
大学のキャンパスが生まれ変わってできたこの施設では、ウイスキーとビールが製造されています。
オリジナルの地ビール「富嶽麦酒」のお披露目会に参加し、施設も見学しました。
地ビール 富嶽麦酒

気温32度の夏日和に、最高の一杯がお披露目されました。
お披露目会の内容と、地ビール「富嶽麦酒」について紹介します。
富嶽麦酒 お披露目会

8月29日、富嶽麦酒の初回醸造分を提供するお披露目会が開かれました。
27日の静岡新聞に、先着200人が対象で食事とセットで1500円という内容が掲載されているのを見つけ、今回参加しました。

食事はお肉でした。
外で焼くお肉は本当に美味しいですよね。
太陽がスパイスだからかな?

こちらのセットで1500円。
ビールは1杯500円で追加注文ができました。
料理も美味しく、こちらもおかわりしたくなりました。
富嶽麦酒はどんなビール?

御殿場高原ビールで20年以上ビールを造ってきた職人が、富士の水を使ってつくりあげたIPLスタイルのビールです。
御殿場高原ビールの通常商品にIPLはなく、エスプラットフジのためにつくられました。
施設内に醸造所があります。
予約をすれば、見学ツアーにも参加できます。
IPLビールってなに?
インディアペールラガーの略で、名前の通りインドが絡んでいます。
地ビールでよく聞く「IPA(インディアペールエール)」がIPLの元になっています。
大航海時代、イギリスからインドに船でビールを輸送する際、普通のビールは腐ってしまいます。
そこで、抗菌作用のあるホップをたくさん入れて造ったビールがIPAです。
エールは上面発酵という酵母が浮かび上がる古くからの作り方、ラガーは下面発酵という酵母がタンクの底に沈む中世以降の作り方、という違いがあります。
富嶽麦酒はおいしいの?
はい、おいしかったです。
モルト由来のしっかりとした甘味と香り、ホップの複雑な香りが口の中で広がった後に苦味の余韻を楽しめました。
苦味が強いとされるIPLですが、富嶽麦酒はとても飲みやすかったです。
缶での販売もあるため、お土産にもいいですね。
ウイスキーも造っています

ビールの横ではウイスキーを造っています。
こちらは、出来上がるまで3年かかるそうです。
楽しみ!
エスプラットフジスパーク ホテルを見学

お披露目会までの間に、宿泊施設を見学しました。
スポーツマンのプラットホームという意味が込められた施設の様子を紹介します。
広々としたロビー

入り口右手のロビーは、広々として開放的!
とても綺麗なロビーですが、建物が大学のキャンパスだったということもあってか、座席にどこか懐かしさを感じました。
フロントはホテルというより海外のホステルのようでした。
かたくなく、スタッフさんも気さくでした。
多様な宿泊部屋
2階の宿泊部屋は、たたみの大広間でした。

7人部屋から21人部屋まであり、153人が宿泊できます。


3階にあるシングルルーム、4階にあるツインルームも見学。
通常のビジネスホテルよりも広々とした印象です。
合計で214人が宿泊できるそうです。
スポーツ合宿に適した設備

ミーティングを行える会議室が7部屋、スタジオが12部屋。

連泊にありがたいランドリーも充実。

大浴場も男女それぞれありました。
卓球場 T-ARENA

ピカピカの卓球台が30台!
日帰りの利用もでき、ラケット・ボールのレンタルは無料。
富士市は水泳場が有名ですが、卓球もプロが利用するような場所となったらいいですね。
サッカー、陸上競技、アメフト、バスケ、バレー、バドミントン、野球ができる施設もあります。
エスプラットフジスパークに宿泊したい
スポーツをしない個人の宿泊も歓迎してくれるそうです。
新東名のインターからも近い同施設。
「富士山を見たい」と訪れてくれる友人たちを静岡に招く際にも利用したいと思いました。