長泉町にある静岡サッカー資料館「静岡サッカーミュージアム」はサッカーファン大満足の施設です。
静岡サッカーを始め、日本代表や海外スターのサインがたくさん。
しかも入場無料。サッカーファン必見です!
静岡サッカーミュージアムのおすすめポイント
入場無料なのにこれでもかとお宝アイテムが展示されている静岡サッカーミュージアム。
そのおすすめポイントを紹介します。
子供から大人まで楽しめる演出
入場するとすぐ、中山隊長のサイン入りパネルがあります。
人に反応して、中山選手のボイスメッセージが流れます。
資料館への入り口。
スタジアムの入場ゲートのデザインです。
まるで選手として一緒に入場しているかのようなパネルの躍動感。
ディズニーランドのエントランスを思い出させます。
世界で活躍した静岡出身選手のパネル。
身長や年齢別のスプリントタイムが記載されています。
「未来の選手たちへ」と書かれたコーナーでは、ジュビロ・エスパルスの現役選手のボイスメッセージを聞くことができます。
現役プロサッカー選手のメッセージを聞けば、子供たちも頑張ろうと思いますよね。
「サッカー用具のしくみを学ぼう」のコーナーでは、スパイク・ボールの構造が学べます。
大人の私は用具の構造よりも、展示されている福西・中山・田中選手の実使用スパイクが気になって仕方ありません。
静岡サッカーミュージアムは子供から大人まで楽しめる演出がされています。
静岡サッカーの歴史が学べる
「静岡サッカー資料館」の名前の通り、静岡サッカー史は外せません。
面白いのは、静岡県内のエリア別プロサッカー選手の名簿です。
東部支部には、先日引退した内田篤人選手の名前も。
年表パネルは、黎明期から現代、そして未来へという流れで展開されています。
名波浩さんの引退も静岡サッカー界のビッグニュースでしたね。
昨年2019年の静岡学園高校選手権制覇もしっかり記録されています。
ここまで最新を追えているのにはびっくり。
ジュビロ・エスパルスのサインやユニフォームが豊富
地元静岡県のジュビロ磐田と清水エスパルスのユニフォームをはじめとしたサインアイテムは静岡サッカーファン歓喜です。
特に気になったものを後ほど紹介します。
静岡出身サッカー選手のお宝アイテム
2014年のブラジルW杯後に、長谷部誠選手と内田篤人選手が川勝静岡県知事を訪問した際の写真とサイン色紙・スパイク。
長谷部選手のブラジルW杯実使用スパイク。
「提供 川勝平太静岡県知事」の文字があります。
川勝さんはこんなお宝を譲っちゃったの?
それとも、公人としての宿命でしょうか。
Jリーグチームや日本代表・海外選手のサインもたくさん
入り口には、天皇杯決勝の歴代優勝チームサイン入り試合球が並びます。
また出口には、国内外のクラブチームサイン入りアイテムや日本代表サイン入りユニフォームが並びます。
最初から最後まで、大興奮の博物館。
どちらかというと、今現役サッカー少年の子供たちより大人の方がワクワクするラインナップかもしれません。
特に気になったアイテムを紹介していきます。
ジュビロ磐田選手のサイン
静岡県東部の長泉町にある静岡サッカーミュージアムですが、中部のエスパルスよりも西部のジュビロ関連のアイテムの方が多いように感じました。
さすがミュージアム、保存状態も素晴らしい。
特に気になったアイテムを紹介します。
中山雅史選手サイン
最初に展示されているのは、魂のストライカー中山雅史選手のアイテムです。
1998年フランスW杯実使用ユニフォームとジュビロユニフォームが、スパイクと共に並びます。
ジュビロユニには「To Okano Nakayama」 と記されています。
ストーリーが気になる。
実使用スパイク。
中山選手のスパイクは「GON」の刺繍がかっこいいです。
この頃のパラメヒコは、タンにサインを書いてもかっこいいですね。
1996年のJリーグ得点王記念の金のパラメヒコ。
かっこいい。
2000年代に金パラが販売された際は「誰が買うんだよ」と思いましたが(実際その後近くのスポーツ店では在庫が残ってセール価格に)、今思えば買っておけばよかった。
まだあります、実使用シューズ。
1つ欲しくなります。
藤田俊哉選手サイン
ジュビロ磐田、ユトレヒト、名古屋グランパス、ロアッソ熊本、ジェフユナイテッド千葉で活躍した藤田俊哉さん。
現在は、日本サッカー協会の欧州駐在強化部長を務めています。
ユトレヒト時代のユニフォームの横には、藤田俊哉引退試合の記念Tシャツとユニフォーム。
Tシャツには出場選手のサインがたくさん寄せ書きされています。
引退試合スパイク(サイン入り)。
タンの刺繍がメモリアル感マックス!
こんなに間近で見られて感激です。
高原直泰選手サイン
現在沖縄SVで代表兼監督兼選手の高原選手。
ハンブルガーSV時代、いわゆる「寿司ボンバー」時代のユニフォームとスパイクが展示されています。
福西崇史選手、田中誠選手サイン
2006年W杯アジア予選の福西選手と、2004年アジア杯の田中誠選手ユニフォーム。
下にはスパイクも展示されています。
「サッカー用具の仕組みを学ぼう」コーナーの福西選手スパイク。
「23」の刺繍がかっこいいなと少年時代に憧れていました。
田中誠選手は「MAKO 5」の刺繍です。
清水エスパルス選手のサイン
エスパルス関連のアイテムは、ジュビロに比べると少ないです。
それでも、大変貴重なアイテムがあります。
伊東輝悦選手フランスW杯サイン入りユニフォーム
テルさんのサイン入りユニフォーム。
日本が初めてW杯に出場した1998年大会の貴重なアイテムです。
ちなみに、横にあるのはエスパルスに所属していた黒河選手のアテネオリンピックユニフォームです。
アジアカップウィナーズカップ優勝トロフィー
上段センターにあるのが、1990-2000年のアジアカップウィナーズカップの優勝トロフィーです。
AFCチャンピオンズリーグの前身だったこの大会。
大会名に「カップ」が二回登場することこ、「かしこかしこまりましたかしこ」を思い出しました。
静岡出身選手選手のサイン
ここは静岡サッカーミュージアム。
静岡出身選手たちのサインアイテムも豪華です。
キングカズ!三浦知良選手サイン
Jリーグ最年長出場記録を更新したレジェンド、三浦知良選手は静岡サッカー史に欠かせません。
使用スパイクのタンには、カズのサインが刺繍されています。
中山選手も、カズさんの刺繍に憧れていたとかつてインタビューで話しました。
得点王記念のゴールドシューズは、ゴンさんの物よりもさらにゴールド。
シュータンにはサインの刺繍と、PUMAの文字も刺繍で入れられています。
ヴェルディ時代とジェノア時代の着用ユニフォームもなかなか見られない貴重なアイテムですね。
武田修宏選手Jリーグ開幕戦着用ユニフォーム
Jリーグ開幕戦で着用されたユニフォームなんて、この世に何点残っているのでしょう。
ヴェルディ川崎ファンの方にもぜひ静岡に見にきてほしいです。
長谷部誠選手、内田篤人選手サイン
先に紹介したブラジル大会着用スパイクのみならず、南アフリカ大会着用のスパイクも展示されています。
サイン入りのフランクフルトユニフォームも展示されています。
同じ展示の右上には、内田篤人選手のサイン入りユニフォームが並びます。
懐かしの代表7番時代。
サインも現在のものに変わる前の旧タイプです。
日本代表・Jリーグチームのサイン
日本サッカー協会も協力する施設のため、日本代表や県外Jリーグチームのサインアイテムも展示されています。
ヴィッセル神戸選手サイン入り天皇杯試合球
エントランスで発見して大興奮。
ヴィッセル選手サイン入りの天皇杯決勝試合球です。
天皇杯の文字の上にあるのは、神戸で引退したビジャ選手。
静岡でビジャのサインが見れると思わなかった。
ヴィッセル以外にも、過去天皇杯王者のサイン入り試合級が並んでいます。
海外サッカー選手のサイン
海外サッカー選手のサインアイテムや、少し変わった品も展示されています。
メッシサイン入りアルゼンチン代表ユニフォーム
メッシサイン入りのアルゼンチン代表サイン入りユニフォームです。
説明が古いので、サインも含め若手時代のアイテムかと思われます。
横にはマラドーナのユニフォーム。
アルゼンチンの新旧スター選手のユニフォームが、静岡の地で並んでいます。
王様!ペレサイン入りユニフォーム
20世紀最高のプレーヤーと称される王様ペレ。
メッセージ入りのサインユニフォームです。
よく見ると、生地はビブスのようなメッシュ地。
歴史を感じます。
トッティサイン入りローマユニフォーム
昔、トッティに会いたくて、ローマのローカルバスを乗り継いで秘境に行ったことを思い出しました。
結果会えませんでしたが、いい思い出です。
ブラジル代表・ドイツ代表サインユニフォーム
2002年日韓W杯ブラジル代表サイン入りユニフォームと、ドイツ代表サイン入りユニフォームです。
手前にロベルトカルロスとロナウジーニョのサインが確認できました。
どれも丁寧です。
ドイツ代表は、省略版のようですね。
上川審判W杯使用イエロー・レッドカード
ドイツワールドカップで、上川主審が使用した警告カードです。
実戦使用の警告カードを見る機会はなかなかありません。
コイントス用のコインも展示されています。
ミュージアムで面白いと感じた展示の1つでした。
静岡サッカーミュージアムはサッカー好きにおすすめ
入場無料でお宝サッカーアイテムを鑑賞できる静岡サッカーミュージアム、おすすめです。
運が良ければ選手にも会えるかもしれません!